エミレーツ航空が、デンパサール線にA380を投入することを発表しました。

同社は現在、ドバイ – デンパサール・ングラ・ライ国際空港(DPS)線を1日2便運行していますが、2023年6月1日よりこのうちの1便をA380での運行に切り替えるということです。

詳細な運行スケジュールは以下の通り。

  • EK 368便:ドバイ – デンパサール 03:25 – 16:35(9時間10分)A380
  • EK 398便:ドバイ – デンパサール 09:10 – 22:20(9時間10分)777-300ER
  • EK 399便:デンパサール – ドバイ 00:05 – 05:05(9時間)777-300ER
  • EK 369便:デンパサール – ドバイ 19:40 – 00:45+1(9時間5分)A380

同路線には、2クラス615席仕様の機体が投入され、機材変更により座席供給数が22%向上します。

また、インドネシアのリゾート地バリ島の玄関口となるングラ・ライ国際空港ですが、これまでA380が乗り入れた実績はなく、今回のエミレーツ航空の機材変更が初の同型機受け入れとなる見通しです。

この受け入れに関しては、かなり前より準備が進められており、A380が駐機できるスポットの建設、滑走路端識別ライトの移設作業など、大掛かりな作業が実施されました。