本日、ハワイアン航空が、今年中に導入する787のキャビンデザインを公開しました。

同社は、ボーイング787-9ドリームライナーのインテリアと新しいプレミアムサービスクラス「レイホーク・スイート」を発表しました。これは、初期のポリネシアの航海にインスピレーションを受けたものとなっているということです。

機内は大胆なテクスチャー、島をイメージした日の出や日の入りの照明、曲がりくねった海や風のパターンなど、ハワイの豊かな自然を感じさせる客室デザインに浸ることができるようになっているということです。

ハワイアン航空の787には、最新のプレミアム商品「Leihōkū(星の花輪)」が採用されています。34室のスイートルームは、フルライフラットシート、18インチの機内エンターテインメントスクリーン、パーソナルコンセント、ワイヤレス充電、通路への直接アクセスを備え、ゲストを静謐でエレガントな空間に包み込むとしています。1-2-1で構成され、ドアで仕切られたスイートルームは、プライバシーを守ることも、共有することも可能だということです。

メインキャビンとなるエコノミークラスは、人間工学に基づいた背もたれとアームレストを備えた266席のコリンズ エアロスペース社のAspireシートで構成されており、シートスペースを最大限に活用した軽量でモダンなデザイン、肩と腰のスペース、USB-AとUSB-C充電ポート付きの12インチのシートバックモニターを採用しているということです。

また、79席のエクストラコンフォートシートは、足元が広く、ACコンセントを利用することができます。

ハワイアン航空の787型機は、機内各所で星、太陽、風、波、野生動物を観察しながら太平洋を航海したポリネシアの航海士を、それぞれのデザイン要素で思慮深く表現しているということです。デザインコンサルタントのTeagueと協力し、太平洋の航海に敬意を表するという同社のビジョンを最新の航空機で実現したということです。

同社が導入する787について、ハワイアン航空のチーフ・マーケティング&コミュニケーション・オフィサーであるアヴィ・マニス氏が以下のコメントを発表しています。

『私たちは、ハワイを代表する航空会社であることの意味を、この機体のデザインと細部にまで反映させた、ハワイを代表する機体です。私たちは、お客様と我が家を共有することに誇りを持っています。この製品のデザインとディテールは、ハワイ諸島のフラッグシップキャリアであることの意味を本当に反映しています』

ハワイアン航空の787-9は、同社のフラッグシップとして位置付けられており、主要市場である日本路線に投入されるために2027年までに合計12機が導入されます。

 

Hawaiian Airlines Unveils Boeing 787 Dreamliner Cabin Design; Introduces Leihōkū Suites