デルタ航空が、A350とA330neoの追加発注を検討していることがわかりました。

同社は現在、老朽化した767-300ERなどの置き換え用の機材を発注すべく、エアバスと大規模な発注に向け協議を行っているということです。現時点で候補となっているのは、同社が現在運行するA350とA330neoの2機種で両方の機種を数十機購入することを検討しているということです。

現在、同社は未受領のA350とA330neoが16機ずつあり、今回協議が行われている発注分はそれに上乗せされる分となります。

同社は、昨今の旺盛な航空需要に応える必要もあり、現時点でもサマースケジュールの75%以上の座席が販売済みと同社のグレン・ハウエンシュタイン CEOが明かしているため、機材更新用としての発注となるのか、増機分として発注されるのかは不透明です。

ただし、同社が運行する767-300ERの平均機齢は27年(全45機)、767-400ERは22年(全21機)となっており、流石のデルタ航空でも置き換えを検討せざるを得ない段階であるため、機材更新用+αという発注がなされる可能性もあります。