ブルームバーグがエアカナダが、まもなく787の追加発注を行うと報道しています。

同紙によると、エアカナダは最大20機の787の追加発注を検討しており、ボーイングと交渉を行なっているということです。

現在同社は38機の787シリーズを運用しており、30機の787-9、8機の787-8を保有しています。なお、同社の未納残は787-8 2機となっており、当初の発注分はまもなく完納となります。

一方、同社は近年の高い航空需要に応える必要性を認識しており、先日の業績発表の場で同社のアモス・カザズ CFOが以下のように述べています。

『私たちは、常に上昇を模索し続けています。回復と強い需要が確認された場合、私たちは追加の容量を提供できる能力があります。そして、私たちは常に市場に出て次の可能性を探し、それを導入して(私たちの)ネットワークプランに沿うことができるかどうかを見極めることになります』

なお、現時点で同社がどのシリーズを導入するかなどはわかっていませんが、世界的に787-9が多用されていること、エアカナダの主力機となっていることを考えると、787-9の発注である可能性が高そうです。

 

Via: Bloomberg